さるの海岸見物

島根県(しまねけん)のむかしばなし

むかし、ある山の中に、さるがすんでいました。
あるとき、さるは、山にばかりいるのがつまらなくなって、いちど海辺へ行ってみようを思ってでかけていきました。
海辺まで来ると、えだぶりのよいマツの木があったので、さるは、そこにのぼって、あたりをながめました。