半かけ男が神さまをさがしにいった話

インドネシアのむかしばなし

昔むかし、あるところに、ひとりの男がいました。この人は、からだが半分しかありませんでした。手は一本、足も一本、目はひとつ、顔も半分しかなかったし、しんぞうも半分しかありませんでした。それで、みんなから、半かけ男とよばれていました。
半かけ男は、だれかにかなしいうんめいをうったえ、みなと同じからだにしてもらいたいと思いました。・・・