きつねにだまされたはなし

石川県(いしかわけん)のむかしばなし

むかし、ひとりの 男の 人が、
「きつねと いうものは、いくら じょうずに ばけても、みずに はいると、あがるときに、あしを ぶるぶるっと ふって みずを おとすもんだ」と いう はなしを ききました。男の 人は、「いいことを きいた」と おもいました。