手を切られた娘

グリムどうわ(ドイツのむかしばなし)

むかし むかし、ひとりの 粉屋(こなや)が いました。粉屋は,だんだん まずしくなって、とうとう、もっている ものと いえば、水車小屋(すいしゃごや)と、その うらに ある 大きな リンゴの 木だけに なってしまいました。