さるとかえるがおもちをぬすむ話

さるとかえるがおもちをぬすむはなし

青森県(あおもりけん)のむかしばなし

むかしが あった。
ある ところに、さると かえるが あった。
おしょうがつも ちかい あるひの こと、さるは、おもちを たべたくて しかたが なくなりました。
そこで、かえるの ところに いって いいました。
「かえるどん、かえるどん。おまえ、おもち、たべたく ないか」
「うん。たべたい」
「そしたら、たべに いこう」