さるかにがっせん

岡山県(おかやまけん)のむかしばなし

むかし。さるが、山みちを歩いていて、かきのたねをひとつ見つけました。
そこへ、かにが、大きなおむすびを、はさみではさんで、歩いてきました。
さるは、「ははあ。かにのやつ、おいしそうなおむすびを持ってるぞ。あれをとってやろう」とおもいました。