パティルの水牛

パティルのすいぎゅう

インドのむかしばなし

むかし むかし、ある ところに、パティルと いう まずしい おひゃくしょうが いました。パティルには おかみさんと こどもたちが いて、すいぎゅうを 2とう かっていました。
ある とき、おかみさんが いいました。
「とし とった すいぎゅうを 1とう、いちばに つれていって うったら どうでしょう。おかねが すこし あれば たすかるんですけど」
つぎの あさ、パティルは、すいぎゅうを つれて、となりむらの いちばに むかいました。